古本屋で買ってきた一冊。 世界初の脳移植手術を受けた青年の経過を描いた作品。 優しい心の持ち主、成瀬純一は事故の為、世界で初めてという脳移植手術を受ける。 しかし、回復した彼を待ち受けていたのは「人が変わる」という恐怖だった。 日々凶暴になる…

ロボット三原則の生みの親、アシモフの時間ものＳＦ長篇。アシモフにして時間もの長篇はこの作品だけらしい。他には短編集にあった「停滞空間」があるのみ。こちらもオススメ ハーランは世界の運命を司る「永遠（エターニティ）」の一員だった。 「永遠」は…

短編集。 全編を通して、加賀という刑事が担当している。 基本的には殺人事件のトリック・アリバイを崩して行く、というお話。 キーワードは「嘘」 犯人達は何かしらの嘘をついている。その嘘を見破って行く様は、アマゾンのレビューにもあったコロンボのよ…

乙一さんの本はなかなか借りれない・・・ という訳で、運良く借りれた一冊「暗いところで待ち合わせ」 いわゆるホラーを書く「黒乙一」のほうかと思ってたら、せつない系の「白乙一」だったｗ 今回はちょっとせつない、というか暖かみのあるお話。 ミチルは…

生誕97年目の誕生日を祝うお祭り「風車祭（カジマヤー）」 人生最大の祭を来年に控えたフジは、この一年を面白可笑しく過ごす為に周囲の人間、はては石垣島の運命をも翻弄していく。 って主人公は作者も言ってる通り、高校生の武志なんだけど・・・完全にフ…

燃えよ剣、ついに読了。 幕末を駆け抜けた偉人、土方歳三の戦い、そして一時の恋の物語り。 下巻は幕府軍に組み込まれた新撰組の、敗戦の記録みたいだった・・・。 京都鳥羽伏見での敗戦。 しかし、薩摩長州連合には幕軍を追い討ちする戦力すらなかった。 も…

どうも本に集中すると他の事が億劫になってしまう・・・＾＾； てことで「燃えよ剣」の上巻読了。 あんまり勤勉でなかった方なので、幕末の歴史と言っても「お〜い、竜馬」ぐらいしか読んだ事なかったからな・・・色々勉強にもなります。 時は幕末、武州多摩…

小説でなくてエッセイというやつなんだけど、他にカテゴリが無いからコレでｗ エッセイってゆーのは初めて見ただろうか、結構面白い。 基本的には今昔物語の紹介なのだが、筆者の豆知識や引用文が多岐に渡り読んでいて知識欲をくすぐられる。 芥川龍之介の羅…

アメフトＯＢ達との同窓会、その席でマネージャーをしていた二人の女性に話が及ぶ。美人マネージャーで人気のあった女性は、今は自分の妻として収まっている。もう一人、男勝りで監督と作戦について言い合った程の女性、美月はずっと会っていない。 帰り道で…

長い題名・・・略してＨ２Ｏ 先日書評を書いた高畑さんの新作、Ｈ２Ｏの外伝です。 てか続くのかよーｗ この作品は01-01、01-02、01-03と出た作品の、時間を戻した外伝で、黒ずくめの集団がどうして出来たか・・・・とゆーのを焦点に置いているらしい。 てか…

さて、昨日の小説を読んで思い出した作品。「秘密」の対抗馬として高畑京一郎の「ダブル・キャスト」を挙げてみたいと思います。 高畑さんは自分の好きな作家の一人ですが、好きな作家はなぜかしら筆が遅いという共通点があったりします＾＾； 高畑さんも他…

ブログ巡りをしていると、面白そうな作品にぶち当たった。 正確には紹介されてたのは「白夜行」だが、レビューをみると少しブルーになる作品だとあったので、借りずに秘密を借りてきた。 なんだか大ヒットしたようで映画にもなってるとか・・・でも主演が広…

最近宮部みゆきばっかり読んでるなぁ・・・ ダッテ乙一さんの本置いてないんだもんっウワァァァン（ＡＡ略まぁ置いてない事はは置いといてｗ 相変わらず分厚いっすねぇ〜、宮部さんの本。 ぢつは前に読んだ「火車」と此の「レベル７」は古本屋で買ったのです…

先日は感想どころか、内容に全く触れてなかったね・・・ イヤイヤ、反省反省 この小説は、筆者がゲームオタクと云う事もあり、ゲームを基に描かれています。 ゲームの内容に触れて、面白かったので小説化したい、と掛け合ったとの事。 独自の世界観を持つゲ…

友人の働いてる本屋に行って、わざわざ買って来た。 ちなみに家からは、車で1時間ほど。いつも渋滞してる道なのでもっとかかるかも・・・。しかし分厚い・・・ 腕力が無い自分としては、ハードカバーは重くて嫌です（おいｗ） あと、表紙が曲がらないので持…