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日々是好日

分身*2:東野圭吾

前回読んだ変身と同じく、医療SFに関する物語
今回はクローン技術

(以下ネタバレ)
とは言っても、最初からクローン技術を使ったことがわかってるし
結局2人が出会うところで終わってしまった・・・
最後には他の登場人物無視されまくってるし

何か裏に巨大な組織の影がちらつくが
つまる所、二人が生まれてきたのは組織によるところではなく
(一端は担ってるが)
エゴだったり、愛情だったりと、とても個人的な理由

物語は膨らんだけれども、実はハリボテだった・・・
そんな印象


ミステリーだとしても「トキオ」や、「アルジャーノン」のようなメッセージ性を欲してるな、と思う今日この頃