sidewalkcafe blog

日々是好日

時には(3流)ドラマのように

昨日は12時間以上寝たのに、今日はまた眠い・・・

そんな今朝、見た夢のお話


 夜・・・
大型ショッピングモールが開店し、そこかしこで記念イベントが行われている
中でも特に目立ったのが、屋上で行われたライブイベント

なんでも人気のXXXという奴が来て、超満員だった
エフェクトも派手で、バックに打ち上げ花火を背負っていた

あの花火は1発1000万ぐらいするんだぜ」
つまらない蘊蓄を並べて、遠くからその様を見ていた
(いったい誰に話してるんだろう?)

小腹が空いたので近くの飯屋に入る
2階立ての小料理屋の様な所だ
店は人の気配がしない、俺はかまわず2階に上がる
2階には嫌な奴が居た
近所でも噂の悪だ
舎弟と2人で飲んでいる
(店が静かなのはこいつらのせいか?)

舎弟が絡み毒づいてきた
つまらないので店を出る


次の日、噴水のある広場を歩いていると、向かいに昨日の舎弟が見えた
向こうもこちらに気づいたらしく、近づいて来る
嫌な奴に遭ったな、と顔をしかめていたが、舎弟はかまわず肩に手を回してきた
「ちょっと手伝って欲しいんだけど」
「何やねん」
「これ、預かっててくれないかな」

背広の中から出された物体を、俺の手に握らせる
ずしりと重いソレは、黒く異彩を放っていた

「ちょっ・・・コレ、拳銃やん!」
「だぁ〜いじょうぶ、だいじょうぶ、ほんの少し持っててくれればいいんだって
 君に危険な事はないって」
「いやっ・・・・・でも・・・」
「ほんの数時間、預かってくれればいいんだって
 それに、お礼もはずんじゃうし」
「・・・」

お金の話をされると弱い
金額を聞けば、断れない事はわかっていた

「じゃあ、X時間後にこの場所で」
そう言って舎弟は消えていった

(大丈夫、ほんの数時間だ
 そこら辺をブラブラしてたら良いだけだ
 簡単な仕事じゃないか)

そう自分に言い聞かせ
とりあえず、昨日のショッピングモールへと足を向けた


3Fに上がり、おもちゃ売り場を横切る
足下をちょこまかと子供達がかけずり回る
ふと、元気な子供達が見たくなったのだ
特に意味はない
また、下りのエスカレーターに乗った

隣のビルに伝う渡り廊下のような所に来ていた
廊下と言っても、横に20人は並べそうなくらい広い
そして屋根はなく、空が見えていた
(こーゆー空間は何と言うんだろう? 連絡道?)

花壇の縁に肘をつき、タバコを吸ってそんな事を考えていた

「動くなっ!」
突然、声が響いた

振り返ると2人の警官が遠巻きに俺を囲んでいる
手には銃を握りながら

(なんだコレ・・・
 そんなはずはない、拳銃はコートの中だし
 他の人間と見分けなんてつかないだろう)

親子連れが居たが、すぐに子供を庇い場を離れて行く
俺はその場に固まりながらも退路を探した

「胸に隠しているものを見せなさい」
2人の警官は左右からじわじわと距離を詰めてきた

(おかしい、どうして知ってるんだ・・・
 まさか罠!?)

そう考えた時には走り出していた
後ろで発砲する音が聞こえる

(大丈夫、当たりはしない
 単発銃で離れた的に命中させるのには
 余程訓練された奴でないと難しい
 ましてや動いてる的には)

俺は速度を緩めず、一直線に逃げた
相手を巻こうとして余計な時間を食い、回り込まれるのを防ぐ為だ
それに、俺は足が速い


なんとか逃げ切れたようだ
だが今度は白バイに捕まってしまった
しかし、今度は本物の警官のようなので逆に良かったかもしれない
事情を説明して保護してもらう

並走してしばらく行くと、高架下を抜けた所で土手にぶつかった
(なぜか2人とも徒歩だったが)
すると警官が俺の腕をつかみ、頭を下げさせた
何事かと思うと、土手の先の茂みを指している
そこには奴の手下Bが身を潜めていた
銃を構えて辺りを伺っている
俺を捜しているのか?

此処は危険だとか何とか警官と話していたかもしれない
気がつけば土手の上に人の気配があった
見上げれば手下Bが銃を構えてこちらを見下ろしている
素早く反応した警官が腰に手をやるが間に合わず、手下Bに撃たれてしまう

俺は何か怒声を上げていたかもしれない
隠していた銃をかまえて、手下Bに向って引き金を引いた

カチッ、カチッ

しかし俺の構えた銃からは銃弾が飛び出す事もなく、むなしく作動音だけが響いた
「弾が入ってる訳ないだろ」
手下Bはそう言い、俺の体に数発の弾丸を発射した
胸から血の筋を流して倒れる俺


横を向くと警官の死体が見えた
彼はもう息絶えたようだが、俺にはまだ意識があった
通りの向こうに緑色した救急車が見えた
俺はその車に向い、助けを求めた

車には2人の若い女性が居た
看護学生だろうか?
こちらを見て怖がっている
しきりに助けを求めるが応じてくれない
応急手当でもいいから、近くの病院に運ぶだけでもいいからと頼み込むとやっと応じてくれた
(学生でも怪我人を放置するはずもないし、胸から幾筋もの血を流しても叫びまくってる自分はとても違和感がある)

車に乗せられ、近くの大病院に運ばれる
(それにしても殺風景な車だ、ベッドしかなく医療機器はもとより他には何もない)
長い廊下の先で手術用の担架に乗せ替えられる
おばちゃん看護婦登場


と、此処で目が覚めた

相変わらず変な夢ばっかり見る・・・