- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2003/06
- メディア: 単行本
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乙一さんの短編集
良い作品と微妙な作品が・・・
乙一さんはやっぱり、ホラー畑の人なんねぇ〜
(以下作品内容に触れます)
最初の作品「カザリとヨーコ」を読んでみて
吉田戦車の「感染るんです」の4コマを思い出した
中年サラリーマンが(自身の)右足を可愛がり、左足を虐めるというお話
最後のコマでサラリーマンの一言
「でも最近思うんです、足にとってどちらが幸せなのかと」
この解釈は手塚治虫の「ブッダ」から
当時の一般的な修行である苦行*1について
自分のしたい事をし、食べたいものを食べて好き勝手に生きている者と
魂を清める為に、自らを痛めつける苦行の毎日を過ごしている者
果たしてどう違うのだろう、と
吉田戦車の「感染るんです」の4コマを思い出した
中年サラリーマンが(自身の)右足を可愛がり、左足を虐めるというお話
最後のコマでサラリーマンの一言
「でも最近思うんです、足にとってどちらが幸せなのかと」
この解釈は手塚治虫の「ブッダ」から
当時の一般的な修行である苦行*1について
自分のしたい事をし、食べたいものを食べて好き勝手に生きている者と
魂を清める為に、自らを痛めつける苦行の毎日を過ごしている者
果たしてどう違うのだろう、と
*1:自ら体を痛めつけ魂を清める行為。行き過ぎて死ぬ事もあったとか