- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 文庫
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オススメ度 ★★
無人島で3人の変死体が発見された
一人は体育館跡で餓死し
一人は電気の通わない映画館の隅で感電死し
一人は何も無いビルの屋上で転落死していた
彼らの遺留品は何の変哲もない新聞の切り抜きのみ
その切抜きの一部から、偶然にも1人の身元が判った
これは事件か事故か、はたまた自殺か!?
バラバラに切り刻まれたパズルのピースを組み立てるべく
2人の検事が無人島に足を踏み入れる
以下、ネタバレ
ん〜、大文字版とあって、内容は薄いです
とても知的な心理戦が始まるかと思いきや・・・
事実はうやむやになり、その後唐突に犯人の回想シーン
謎解きが始まってしまいます
これにはちょっと驚き・・・
これからどんな謎解きが展開されるのかと期待していたら
いきなり解答を突きつけられた・・・
例えるなら料理番組で、材料を紹介した後に
「こちらに出来上がったものがあります」と言って工程を説明しないようなものか
読んでいて「なるほど」とは思いますが
「こんなすごい事があったんだぞー」と自慢話を聞いているようです
まぁ犯人の心理として、この出来事を紹介したいというのが働いたのでしょうが
その思惑にハマッタという事なのか・・・
しかし、続きが気になる展開はさすがと言っておきましょう
とても知的な心理戦が始まるかと思いきや・・・
事実はうやむやになり、その後唐突に犯人の回想シーン
謎解きが始まってしまいます
これにはちょっと驚き・・・
これからどんな謎解きが展開されるのかと期待していたら
いきなり解答を突きつけられた・・・
例えるなら料理番組で、材料を紹介した後に
「こちらに出来上がったものがあります」と言って工程を説明しないようなものか
読んでいて「なるほど」とは思いますが
「こんなすごい事があったんだぞー」と自慢話を聞いているようです
まぁ犯人の心理として、この出来事を紹介したいというのが働いたのでしょうが
その思惑にハマッタという事なのか・・・
しかし、続きが気になる展開はさすがと言っておきましょう