「誰かの為に幸せにならなきゃいけない
そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」
きっと
幸せを与えるよりも
与えられるほうが、幸せにならないといけない分
苦しいんだ
しかも
彼女が幸せになる機会は
永遠に失われてしまった
最後に
忘れ形見を手にとった時
愛すべき人が遺したメッセージを
感じる事ができただろうか
ずっと
目標にして来た
想い描いていた未来とは違う形がそこにはあった
その事に気付けただろうか
結局
幸せになるのは自分自身で
誰の為でもない
生きている者に死人は済えない
死者に私は済えない
死人は永遠に越えることはできない
生きている者は生きている者のみを済う
もう
赦されてもいいと思う・・・
笹垣の独り言「歎異抄」(たんにしょう)
http://kyoto.cool.ne.jp/otera/tanni/
「善人なほもつて往生をとぐ、いはんや悪人をや。」
現代語訳:善人ですら往生をとげるのです。まして悪人はなおさらのことでしょう。
(上記ページより転載)