さて、そんなピアノを題材にした漫画をご紹介。さそうあきら氏の「神童」ですわ。
音からはじまる出会い。
音大を目指す「ワオ」こと菊名和音。野球少女の成瀬うた。この2人のストーリーは、或る「音」から始まる。
そんな野球少女は亡き世界的指揮者成瀬光一郎の一人娘だった。やがて天才ピアニストうたの影響でピアノの腕を上げていくワオ。様々な人・音との出会い・・・。
そして世界が「うた」を認めた時。彼女の運命は・・・ワオの決意とは・・・。
ハッキリ言ってさそう氏の絵は絶賛できるものではないですが、それを差し引いてもこの人の「音楽」に関する造詣の深さ
、感動のストーリー、オススメの一言に尽きます。
前半は野球やってる事の多いうたですが、後半になるとピアノ中心の生活になっていきます。ご心配なくw
そしてさらに過酷な運命が彼女を待ちうけてるのですが・・・それは読んでのお楽しみ。
ちなみに作中でうたは、モーツァルトばりの天才と言われてますが、後半のエピソードを見るとベートーベンっぽいような・・・あぁ作曲家じゃなくてピアニストだけど、でもカデンツァも作曲してるようなもんか・・・^^;
さそうあきら氏のHP。未公開作品なども見れます。
http://saso.web.infoseek.co.jp/
オススメ度 ★★★★★
絵柄 ★★
モーツァル度 ★★★★